屋内大麻栽培における空気循環の重要性

4 11月 2020
なぜ・どうやってグロウテントから空気を目立たず排出するのか!
4 11月 2020
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屋内大麻栽培における空気循環の重要性

目次:
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  • 1. 空気循環
  • 2. なぜ空気循環が重要なのか
  • 3. 屋内グロウでの首振り扇風機の配置方法
  • 4. 排気システムとは?
  • 4. a. 適切な排気ファンの選び方
  • 4. b. Cfmの計算方法
  • 5. カーボンフィルターで大麻の匂いを除去
  • 6. Diyステルス排気システム:手順
  • 7. 換気は“目立たず”が重要
  • 8. グリーンハウス換気
  • 9. グロウ環境で管理すべきその他の要因
  • 10. まとめ

もしあなたが大麻の種を屋内で栽培しているなら、植物全体にそよ風が行き渡り、排気ファンを使って熱い空気と大麻の匂いを効率的に外に出す必要があります。しかし空気は外に出てしまうため、住んでいる場所によっては、大麻の匂いが窓から漏れるのが非常に危険な場合もあります。排気も空気循環と同じくらい重要ですが、目立たずに行うことはさらに大切です。安価で簡単に手に入るダクトテープやフォームといった素材を使えば、手軽にステルス排気が可能です!

1. 空気循環

空気循環とは、グロウスペース内を移動するそよ風のことを指し、適切な循環は首振り扇風機を設置することで得られます。

空気循環の重要性: 空気循環

グロウテント内での適切な空気循環。
 

これは植物に完璧な栽培環境を作るために必要です。また、自然界では大麻が自然に成長する際に空気が存在するため、優れた大麻を育てたければ良好な生育条件を作る必要があり、その中のひとつが空気です。

2. なぜ空気循環が重要なのか

屋内で栽培する場合、植物は外の自然な風がない閉鎖空間に置かれることになり、これは自然界の大麻にとってとても重要な要素です。屋外では常にそよ風が大麻に流れ込んでおり、これは茎を強化し、また害虫から植物を守る手助けにもなっています。適切な空気循環は以下のようなさまざまなメリットをもたらします:

茎の強化

空気循環は、風が自然界でするように少しだけ茎を曲げることで、茎を強くします。時間と共により頑丈になり、開花時にバッズができるとき非常に役立ちます。

空気循環の重要性: 利点

大規模な大麻栽培施設での空気循環。
 

排気システムによって、グロウルーム内の空気が定期的に入れ替わり、植物が新鮮なCO2を受け取ることができ、適切な条件に保たれます。ご存じの通り、良好な環境条件は最高の成長スピードにつながります。

温度と湿度の調整をサポート

良好な空気循環と適切な排気システムの組み合わせにより、蒸気と熱がグロウスペース全体に均等に広がります。さらに小型扇風機で樹冠と下部に風を送ることで、空気を均質化し、湿っぽい場所や熱い場所を解消します。

カビや害虫の発生リスクを減らす

風が大麻の植物を通過すると、気孔から放出される水分が運ばれていきます。こうして湿度が下がり、バッズの腐敗やうどんこ病、さらにカビ全般の発生確率も下がります。

空気循環の重要性: カビ予防

気流はうどんこ病などのカビを防ぐ手助けになります。
 

また、空気が植物や土壌を通過すると、ハダニやキノコバエといった害虫がグロウルームで生きづらくなります。これらの虫(さらに多くの害虫)は、風の弱い場所を好むため、適切な空気循環によって植物から追い払えます。

3. 屋内グロウでの首振り扇風機の配置方法

ほとんどの屋内栽培者はクリップファンを使って、グロウテント内に快適なそよ風を作り出します。これが大麻が好きで必要とする適切な空気循環を生み、より強い植物に育ちます。ただし、ファンごとに吹き方や強さは異なるため、ベストポジションを見つける必要があります。風が強すぎると、植物は「ウィンドバーン(風焼け)」と呼ばれるストレス症状を見せ始めます。

空気循環の重要性: ファンの配置

扇風機は樹冠の上と下に設置して全体に風が行き渡るようにしましょう。
 

ウィンドバーンにかかった葉はたいていしなびて見え、過剰な水やりや肥料過多、栄養不足に見えることもあり、判別が難しい場合があります。葉がしなびて丸まり(クロウ(爪状))になっているときは、影響を受けた葉がファンの正面にあるかどうかを確認しましょう。もし影響が出ている葉だけがファンの前にある場合、ファンの風が強すぎる可能性が高いです。

ヒント:

  • ファンを設置する際は、上と下の両方から柔らかなそよ風を植物全体に行き渡らせるようにしましょう;
  • 風が強すぎると植物を傷つけるので、直接植物に当てないように注意;
  • グロウテント内をしっかりチェックし、すべての植物に均等にそよ風が行き渡るよう確認しましょう;
  • 大きなファン一台よりも、小さいファン数台の方が優しい風を送れ、植物を傷つけずに済みます。

4. 排気システムとは?

排気システムはファン、ダクトチューブ、カーボンフィルター(オプション)で構成されており、グロウテント内のライトやその他機器が放出する熱を取り除くために必須です。

空気循環の重要性: 排気システム

屋内グロウテント内に設置された良質な排気システム。
 

排気システムがないと、グロウテント内の温度が高くなりすぎてコントロールが難しくなります。特に高温ストレスを避けるためにも排気システムは強くおすすめします。

適切な排気ファンの選び方

湿度や温度をあまり気にしない場所でも、古い空気を排気し、新鮮な空気を取り込む必要があり、植物の基本プロセスにCO2を補給するためにも大切です。効率的な排気システムの設置自体はシンプルですが、空気の流れの仕組みを理解しましょう。ポイントは、グロウテント内の空気が新鮮な空気と入れ替わるよう負圧を作ることです。

空気循環の重要性: 排気ファン

排気システムと適切な排気ファン。
 

グロウテント内のすべての空気は1〜3分ごとに入れ替えがベストです。理想的には1分ごとに交換するのが理想ですが、条件が緩やかな地域ならもう少し間隔を空けても問題ありません。これを正しく行うには、良い排気システムを使い、グロウテントのサイズから必要なパワー(通常CFMで表記)を計算します。

CFMの計算方法

CFM(立方フィート/分)は、ファンが1分間にどれだけの空気を動かせるかを示す数値です。正しいCFMのファンを選ぶのが非常に重要で、グロウテント内の環境に直接影響します。排気ファンは通常4、6、8インチがありますが、家庭用には小規模なら4インチ、大規模なら8インチ推奨で、ほとんどの家庭栽培者は6インチで十分です。

空気循環の重要性: CFMの計算

CFM計算方法。
 

まず、空間の立方体積を算出します。縦×横×高さで計算し、その数字が1分ごとに排気すべき空気量になります。第二に、排気システムの設計によって効率にばらつきがあることを考慮しましょう。効率的なシステムではファンを通った後すぐに短距離で空気が排出されますが、非効率的なシステムでは空気が長い距離を移動します。

十分な空気を動かしているか、次のように計算しましょう:

効率的なシステム:2倍

非効率的なシステム:3倍

計算したCFMと同じかやや高いCFMのファンを選びましょう。グロウスペースが高温や高湿度になりやすい場合は、更に高いCFMが必要になるため、やや大きめのファンを選びましょう。ヤードポンド法を使わない国のために、必要な排気CFMが分かる表を用意しました。

グロウテントのサイズとCFM
グロウテント(フィート) グロウテント(センチ) 効率的システム(CFM) 非効率的システム(CFM)
2 x 2 x 4.5 60 x 60 x 140 36 54
2.5 x 2.5 x 5.3 80 x 80 x 160 66.3 99.4
3.3 x 3.3 x 6.5 100 x 100 x 200 142 212.4
4 x 4 x 6.5 120 x 120 x 200 208 312
5 x 5 x 6.5 150 x 150 x 200 325 487.5
8 x 4 x 6.5 240 x 120 x 200 416 624
8 x 8 x 6.5 240 x 240 x 200 832 1248

この表はインチ(ヤードポンド法)で計算されています。メートル法を使う場合はインチに変換してください。

この表を使えば、グロウテントのサイズや排気ダクトの設置状況に応じて適切なCFMを選べます。もし希望のサイズに合う排気ファンが見つからなければ、CFMを調整できる範囲でやや大きめを選ぶ方が安全です。スピードコントローラーでファン速度を調整するか、コストを抑えるならしばらく排気ファンを止めて育成環境に影響が出ていないか様子を見るのもよいでしょう。

5. カーボンフィルターで大麻の匂いを除去

大麻の匂いをコントロールする最も優れた方法は、排気システムとカーボンフィルターの併用です。最も推奨される手段で、完全に匂いを消す唯一の方法です。

空気循環の重要性: カーボンフィルター

カーボンフィルターは匂い除去に最適。
 

カーボンフィルターの設置は簡単ですが、設置・セットアップ・排気先の選び方も大切です。ここでは目立たず排気する良い方法を紹介します。

6. DIYステルス排気システム:手順

すでに良質な排気システムを持っていても、住んでいる場所によっては、空気をひそかに排気する方法も求められます。こちらはどの建材店でも入手できる材料で作れる、シンプルかつ低コストなステルス排気の方法です!

必要な材料

  • ダクトテープ
  • ファンサイズに合ったダクトチューブ
  • 接着剤
  • ウィッカーブラインド(すだれ)
  • フォーム(発泡スチロール等)
  • 波板プラスチックシート

ステップ1

ウィッカーブラインド(すだれ)を窓に設置します。空気は通りますが、中は見えません。

空気循環の重要性: ステルス排気

ウィッカーブラインドのおかげで外から見えずに排気できます。
 

ステップ2

フォームに波板プラスチックを貼り付け、窓と同じサイズにカットします。ダクトチューブで穴を上部にしるしをつけて、そこに穴を開けましょう。ダクトがすだれまで届くようにします。

ステップ3

ダクトテープでフォーム/プラスチックを固定し、さらにテープでダクトチューブをしっかりと固定します。しっかり固定できない場合はタッカーや他の補強方法も検討してください。

空気循環の重要性: ステルス排気

プラスチック・フォームを使うと音も遮断でき、排気がほぼ無音になります。
 

これでステルス排気ができたので、安心して栽培を続けられます。他にも方法はいろいろあるので、自分に合ったやり方で大丈夫です!

7. 換気は“目立たず”が重要

空気循環と匂い対策は、グロウルームの空気を外に出して新鮮な空気を取り込むことが基本ですが、設置環境や植物の数によっては大麻の強い匂いが立ち込める場合もあります。ウィッカーブラインドで排気チューブをカモフラージュするなど目立たない方法が常に推奨されます。費用を抑えたい場合は段ボールや板を窓に貼り付けて、チューブ用の穴を開けるだけでもOK。いずれの方法でも大事なのは、排気チューブを目立たずに隠しつつ効率を維持することです。

8. グリーンハウス換気

屋外で育てる場合も空気循環は必要でしょうか?答えはもちろんYes!グリーンハウスで育てているなら換気が行き渡るよう注意しましょう。種類にもよりますが、換気口、窓、フラップなどの開閉ができることが大事です。窓ガラスを外したり、DIYでフラップや窓を作るのも良いでしょう。

グリーンハウスは特に植物が多いと湿度がとても高くなるので、良好な換気が非常に大きな違いを生みます。屋内外どちらも、すべての植物は蒸散し、湿度が上がります。そのため、とくに開花後期は気流をしっかり確保してカビやバッズ腐敗を防ぐことが必須です。

9. グロウ環境で管理すべきその他の要因

ここまで換気や空気循環管理の重要性を解説してきましたが、他にも環境管理の要素はあります。大麻にとって最高の栽培環境を作るには、単なる風だけでなく様々な要素が必要です。

温度管理

屋内・グリーンハウスいずれにも温度管理は欠かせません。温度の変化は収量減・ポテンシー低下・場合によっては植物の死にもつながります。特にグリーンハウスは温度変動が激しいため、サーモスタット付き温度計・コントローラーで正確に制御しましょう。温度や湿度は場所によって異なることがあるため、数か所に温湿度計を設置して全体が安定しているか確認しましょう。

湿度管理

環境管理でもう1つ大切なのが湿度です。適切な湿度は作物を健全に保ち、丈夫な成長を促します。過剰でも不足でもすぐに問題となります。発芽期は約65〜70%、苗期は55〜60%、本格的な生長期は50%が理想です。収穫の3週間前からはさらに45%へ下げてカビ対策をしましょう。

湿度が高い場合は除湿器の導入をおすすめします。逆に湿度が低い場合は簡易的な加湿ボックスやファン+水皿で対応できますが、専用の加湿器が最も制御しやすいでしょう。

光管理

光の管理も大麻栽培環境を整えるうえで不可欠です。特にフォト(光周期)品種では明確な管理が重要ですが、自動開花(オート)品種でも配慮する価値があります。フォト品種なら生長期は18時間点灯・6時間消灯、目指すサイズまで育てたら12時間ずつに切り替えることで開花を促します。オートフラワーは3〜4週間で自動的に開花するため、点灯時間の影響は少ないですが、収量やポテンシー最大化には20/4や18/6で全周期育てるのがおすすめです。

空気循環の重要性: その他の要因

管理すべきその他の要素。
 

24時間点灯でオートフラワーを育てる人もいますが、当社の実験では収量やバッズ品質の向上は見られませんでした。むしろ一部品種は1日数時間の暗闇でより良く育ちます。パープル品種は、点灯・消灯時で5〜9℃くらい温度差があるとより濃いマゼンタや紫色になります。これは常時点灯では実現困難です。

また、ライトと樹冠の距離も適切に保ちましょう。照明の種類やリグによって適正距離は異なります。2023年現在、LEDパネルが新標準で、低発熱なので樹冠に近づけても使えます。光の浸透も最終収量を高めるうえで重要です。浸透性向上=ハイパワーな照明追加やトレーニングテクニック活用など様々な方法があります。SCROGネットを使うと高さが均一化でき、光や養分・成長ホルモンの分布も安定して均一な収穫が実現します。

10. まとめ

空気循環は難しそうに思えても実はシンプルです。そよ風とグロウテントの空気入れ替え、この2つで植物が健全に育つ条件が整います。窓を少し開けただけでも、最新技術でも、良質な排気システムとカーボンフィルターはどこに住んでいても絶対に必要です。大麻の匂いを消しておけば、ご近所や警察に見つかってしまうトラブルも未然に防げます。他にも良い排気方法やステルス技があれば、同じ栽培者仲間のためにぜひコメント欄でシェアしましょう!

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