生育期の大麻に最適な照明スケジュール
- 1. 大麻生育期における光周期とは?
- 2. 屋外生育期の照明サイクル
- 2. a. 写真周期種
- 2. b. オートフラワー種
- 3. 屋内生育期の照明サイクル
- 3. a. 写真周期種
- 3. b. オートフラワー種
- 3. c. 生育期の光スペクトル
- 4. 様々な照明サイクル
- 4. a. オートフラワーは?
- 5. まとめ
生育期は、バッズを支える準備をするだけでなく、より健康に成長させる大切な時期です。十分な光を与えないと、病気や害虫にかかりやすい元気のない株になってしまいます。生育期に適切な光量を与えることは、バッズをしっかり支える株に育てる上で非常に重要です。開花期と比べると、生育期は一見地味に思えがちですが、葉ばかりに注目が集まり、THCたっぷりの花ほどワクワクしないかもしれません。しかし、生育期こそカンナビスの種の成長サイクルの中で最も重要な時期とも言えます。この時期に根は培地全体に広がり、茎は太く強くなり、葉もたくさん展開されて光合成とエネルギー生産を最大化します。生育期に最高の結果を得るためには、ライティングに関する正しい判断がカギとなります。
1. 大麻生育期における光周期とは?
生育期の大麻にとって、光は光合成を行い頑丈かつ健康に育つために不可欠な要素です。多く光を浴びるほど、成長も促進されます。一般的には18時間点灯/6時間消灯(18/6)が最も多い照明サイクルですが、20/4や19/5、17/7など、1日の消灯時間が12時間を超えなければ組み合わせは自由です。12時間以上暗闇が続くと開花期に切り替わります。

光量が不足すると成長が遅くなります。初心者の方はまず18/6を基準として、株の状態を見てから20/4などに挑戦しましょう。生育期によく使われる主な照明スケジュールは下記の通りです:
- 写真周期種・オートフラワー:18時間点灯+6時間消灯
- オートフラワー専用:20時間点灯+4時間消灯
常に光を長くするほど成長が早まるとは限りません。逆に、過度な照射はストレスとなり、雌雄同体化や、その他高温ストレス症状を引き起こす場合もあります。
2. 屋外生育期の照明サイクル
写真周期種
屋外栽培では光周期は季節に大きく依存します。季節ごとに昼夜の長さが異なり、それが栽培を開始する最適なタイミングに大きく影響します。
例えばカリフォルニアでは、年間を通して下記のような照明サイクルとなります:
|
冬 |
12月(9時間点灯/15時間消灯) | 1月(10時間点灯/14時間消灯) | 2月(11時間点灯/13時間消灯) |
|---|---|---|---|
|
春 |
3月(12時間点灯/12時間消灯) | 4月(13時間点灯/11時間消灯) | 5月(14時間点灯/10時間消灯) |
|
夏 |
6月(14.5時間点灯/9.5時間消灯) | 7月(14時間点灯/10時間消灯) | 8月(13時間点灯/11時間消灯) |
|
秋 |
9月(12時間点灯/12時間消灯) | 10月(11時間点灯/13時間消灯) | 11月(10時間点灯/14時間消灯) |
屋外栽培では、今後数ヶ月の昼夜の長さを把握して、理想の生育に合わせて調整する必要があります。

注意: 上記の情報はカリフォルニア限定です。ご自身の地域の情報も必ず調べてください。ネットで簡単に調べられます。
オートフラワー種
一方、オートフラワー品種は生育期のあと自動的に開花し、光周期に依存しません。そのため、1年中いつでも屋外でオートフラワー品種を育てられます。日照時間や湿度、温度などの要素も植物の発育に影響しますが、開花まで確実に生育期に発根・成長します。
3. 屋内生育期の照明サイクル
写真周期種
屋内栽培では、環境全体の維持管理を自分自身で行う必要があります。最初は難しいかもしれませんが、慣れてしまえば多くの利点があります。
先述した通り、写真周期性大麻は光と暗闇の時間によってのみ開花が始まります。屋外栽培では難しい部分ですが、屋内であれば照明スケジュールなど全てのコントロールが可能です。

オートフラワー大麻と異なり、写真周期種は生育期をかなり長期間維持でき、照明サイクルを変えるまで開花しません。これにより目標に達するまで十分に生育させ、生育期の達成後に自分のタイミングで開花サイクルに切り替えることができます。
写真周期遺伝子は長い生長期間を持つ地域で発展してきました。そのため、毎年じっくり十分に成長してから、日照時間の変化で開花・種子形成を行います。屋内では、照明を12時間オン・12時間オフに減らして自然な信号を再現してやることで開花を促します。この管理によって自在に育成期間を伸ばせます。
オートフラワー種
オートフラワー種は暗闇の時間に関係なく自動的に開花します。もちろん、5/19のようなごく短い点灯時間だと著しく生育が悪くなりますが、照明条件に関わらず必ず開花します。
経験豊富な栽培者は様々なライトスケジュールを試し、中には24時間連続点灯が最も良い結果だったという声もあります。ご自身でもぜひ色々試してみてください。ただし、過度な光や不足はストレスになるので注意しましょう。

オートフラワーの照明時間を少し短縮(例:16/8)する方法は電気代の節約にも役立ちます。多少収量に影響がある場合もありますが、1日2時間程度の減少ならそれほど大きな差にはなりません。
もし栽培初心者で安定した収穫を目指したいなら、まず18/6の照明サイクルで始めましょう。徐々に経験がつけば、株のサインを読み取って他のスケジュールも試しやすくなります。
生育期の光スペクトル
照明スケジュールだけでなく、適切な光スペクトルを与えることも大切です。使うライトごとに特徴が異なるので、最適なスペクトルやLED器具は一概には決まりませんが、ステージごとに効果的なスペクトルがあります。
屋外では太陽から全スペクトルの光を浴びますが、春〜夏はより青色スペクトルが多く、これが健全な緑葉の成長を促進します。

秋になるにつれ赤色スペクトルが多くなり、これが背丈の伸長やバッズ形成を促進します。スペクトルの変化を上手く活用することで、理想的な成長段階の調整も可能です。
しかし、すべての屋内照明がフルスペクトルを提供する訳ではありません。屋内の場合、フルスペクトルLEDまたはMH・HPSの併用で理想の育成が叶います。
ただし、必ずしもそうする必要はありません。満足できる結果が出ていれば、どんな照明でも種から収穫まで育成できます。推奨はされますが、必須ではありません。ベストな結果を目指す場合はフルスペクトルを使い、目標や栽培する品種に合わせて調整しましょう。すべての品種が同じスペクトルで同じように育つ訳ではないためです。
4. 様々な照明サイクル
多くの栽培者は生育期に18/6を採用していますが、20/4派もいます。24時間連続照射はストレスになる品種があるためおすすめしません。根の成長は夜間(消灯時)に最も活発になるので、最低でも4時間の消灯を確保しましょう。
また、植物が開花準備できたと感じたら、開花用の12/12へ切り替えてください。光のオン・オフ時刻もきちんと動作しているか要確認です。タイマーの作動を確認できれば、あとは開花を待つだけです。
オートフラワーは?
オートフラワーは開花のきっかけとして光サイクルを必要としません。これは大きな利点で、種から同じ照明サイクル(18/6, 20/4, 24/0)で成長・開花します。違う生育段階のオートフラワーを同時に同じ環境で育てても、光サイクルを切り替える必要がありません。ただし、成長を追加で長くさせたくても、オートフラワーはその名の通り年齢で自動的に開花するため生育期間を延ばせない点に注意しましょう。植物ごとに必要な光と暗闇を把握して、ストレスや雌雄同体化を防ぎましょう!
5. まとめ
大麻の生育期の光サイクルはとても重要です。この時期に大麻は開花期に向けてバッズを支えるための強さを蓄えます。生育期に「これが絶対!」という光周期は存在せず、環境や条件によって最適解は異なります。必要な光と栄養をしっかり与え、次のステージに進める丈夫な株を育てましょう。品種による差はありますが、与える光量が花の量・質に大きく影響します。
全ての大麻株が同じとは限らず、ある株に最適だった条件も別の株では異なる成長・収穫量になることがあります。その違いをもたらす主な要素は以下です:
- 養分
- 光スペクトル
- 培地
- その他の環境条件
これらを細かく調整し管理することが理想の育成環境をつくる最良の方法ですが、特に同じシードパック育成でも株ごとの個性を見ながら、その反応に合わせて環境を調整することが大切です。
良質な栄養やフルスペクトルLEDを使っても、うまく育たない場合もあります。基本条件は共通でも、培地や温度まで全て微調整することで成長・収穫量・トリコーム生成にも大きな差が出ます。できるだけ株の状態を観察して、その植物に合う栽培方法を追求しましょう。それが収穫量を「良い」から「最高」へ進化させる秘訣です。どの方法が良いか迷う場合は、まず18/6の生育期ライトサイクルをおすすめします。多くの栽培者によりその効果が証明されており、しっかり成長させることができます。
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